SakeLover 第一弾モックアップ

(SakeLoverはSakenoteとしてリニューアルしました 2013/6/21)

無事名称も決まってプロジェクトが加速してきました。

さっそく第一弾のモックアップ(アプリのイメージ図)ができました。今後どんどん改良していきますのでTwitter:@SakeLover2012もしくはFacebookまでご意見頂けるとうれしいです~。

▶飲んだお酒の記録画面

メイン画面です。お酒の名称や蔵元情報はもちろん、評価、写真などを記録できます。
以前のフィールドワークで認識した課題「人は酔っぱらうと記録行為がめんどくさくなる」に対しては次の機能でクリアします。

・アプリ起動から最短2ステップで記録できる(極力操作を簡単に)
・記録すると同じお酒を飲んでる人や蔵元情報が表示される(記録行為自体が楽しくなる)

つまり、酔っぱらっても簡単に楽しく記録ができれば「めんどくさい」のハードルを越えられるはずということです。

▶お酒の検索画面

お酒情報はあらかじめアプリ内に入っていますので、このように先頭の数文字を入れれば、お酒リストがずらずらっと表示されます。後はそれを選ぶだけで選択完了です。サッと記録できますね。

▶マイお酒リスト

この画面では、自分が飲んできたお酒のリストが表示されます。

「あー、あのお酒の味ってどうだったっけ?」
「あのお酒どこで飲んだっけ?」

などの解決はもちろん「かっこいいラベル達をじーっと愛でる」なんて使い方もできますねw

▶詳細情報

こんな感じでお酒ごとの詳細情報(拡大写真や飲んだ場所の記録)も後から確認できる予定です。

入力できるだけシンプルに、記録は後から色々楽しめる。そんなアプリにしたいと思ってます。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。ご意見、ベータ版利用ご希望の方はTwitter:@SakeLover2012もしくはFacebookまでお気軽に声をかけてください!

名称決定! iPhoneアプリ SakeLover です!

(SakeLoverはSakenoteとしてリニューアルしました 2013/6/21)

突然ですが、アプリ名が SakeLover に決定しました。パチパチパチ。

その名のごとく、日本酒を愛する人たちがもっと楽しくなる、そしてこれまで「日本酒はちょっと…」という方がその素晴らしさを感じることができる、そんな日本酒Loverを世界に拡げるアプリケーションを目指します。

改めてこのアプリケーションのミッションとビジョンを書いてみたいと思います。

ミッション:日本酒の美味しさを世界に広める

ビジョン:日本の文化を、日本人がアプリにして海外に紹介していくことで、日本の酒蔵を盛り上げ、日本酒の良さを多くの人に知ってもらっている。

上記ミッションに取り組む今回の開発チームは、メインプログラマ@mah_labiPhoneアプリとサーバサイドをバリバリと開発、プロダクトオーナ@dvw_insideがアプリの骨格作りとプロモーションを担当、事業オーナ@kuranukiが大方針の決定と飲みに走りがちな二人の手綱を締める、という構成です。どうぞよろしくお願いします。


本年最後の夏の生酒、房島屋ブルーボトル仕込19号。蕎麦居酒屋丸屋@東中野さんにて。SakeLoverの名称はここで生まれました。

酒蔵情報をリプライしてくれるアプリ

村祐 夏の生酒。口に含んですーっと染み入りました。夏は清酒がうまい!
向こうに見えるのは冷製夏の茶碗蒸し。夏野菜がたっぷりの出汁が効いた逸品です。トウモロコシの歯触りがアクセント。大岡山の樋川さん。いいお店でした。


さてさて前回までの仮説をおさらいしてみましょう。

 自分が飲んだお酒を記録できると楽しい

酔っぱらうと記録行為が面倒になってしまい続かない

記録行為自体が楽しければ続けられる

お酒の記録をつけるたびに酒蔵情報が飛んでくると楽しい、はず

ということで、酒蔵情報が返ってくると果たして本当に楽しいのかを検証してみました。

■ 用意したもの
Twitterbot

■ 仕様
Twitterで飲んだお酒を記録(Tweet)すると、botがそれを検知して酒蔵情報をリプライしてくれる

こんな感じでキーワード(お酒の名前)を登録してそれに対応する情報をセットで追加していきます。
コンテンツは都道府県名と酒蔵名に加えてお気に入りの連載「24NEWS 日本酒津々浦々」のリンクを入れることにしました。

■ 結果
かなり楽しい

実際にやってみると想像以上に楽しいですね。いまは簡単な情報だけの返信ですが、将来的に蔵元さんの生の声を返すことができれば「作り手と飲み手がつながる」という「日本酒を飲む楽しさ」も実現できます。

ということで、“飲んだお酒を記録すると関連情報を返してくれるアプリ” を第一弾としてリリースすることにしました!

ちなみに、@sakelover2012をフォローするとみなさんもこの楽しさを体験できますよ。今後、反応できるお酒の種類も一気に増やす予定ですので乞うご期待!

日本酒を知る

飲めば飲むほどに大好きになっていく日本酒ですが、そろそろその製法や種類などを体系的に理解したくなってきました。
特に日本酒の製法については世界的にも大変に優れた醸造技術と言われていて、それを理解することでお酒を飲む楽しみがまた一つ増えそうです。

そこで手に取ったのがこちら
あの「夏子の酒」の作者尾瀬あきらさんによる日本酒初心者向けの入門書です。私のように日本酒を飲むのは大好きだけど知識はゼロなんて人に最適な読み物です。
作者のお酒に対する愛とウンチクに寄り過ぎない文章が楽しく日本酒を教えてくれます。

とくに製造工程については、へー、ほー、と改めてその奇跡的な技術に感心というか感動を覚えました。お米を糖分に変化させつつ同時にアルコール発酵を進める、というワインにもビールにもない複雑な工程は本当に素晴らしい。しかも江戸時代には既に今と同等の技術が確立されていたのです…
瓶詰め後の熟成によって味の角が取れ、さらに熟成を進めると… なんて話もワインと同じようなロマンを感じます。

杜氏さんをはじめ日本酒造りに関わる人たちのこだわりや努力を理解してお酒を飲むと、これまたひと味もふた味も変わってくるものです。そしてこのあたりをアプリで表現できると素敵なことになりそうです。

この本は出版されてから10年ほど経っていてamazonの中古コーナーで2ー300円で売ってるので是非手に取ってみてはいかがでしょうか。あ、マンガ「夏子の酒」も読んだことがないのでこちらも早々に…

飲んだお酒を「楽しく」記録する

本日のお酒

渋谷のTakiで開封してもらった夏吟。米!って感じのしっかりした味わいでした。


さて、前回導き出した仮説その2 ”記録行為自体が楽しければ、人は酔っぱらっても飲んだお酒の記録をつけられる” を検証するためのMVP(仮説を検証するための最低限の機能)を定義しましょう。

私たちは「そもそもお酒を飲んで楽しくなるってどんな時だろう」ってところから議論してみました。
美味しいから、酔っぱらうと気持ちいい、などはまぁ当たり前として、日本酒ならではの楽しさってなんでしょうか?

いろいろ話している内に、日本酒の楽しさって作り手の想いに触れたときなんじゃないか、蔵元さんのお酒にかけるこだわりを知ることで何倍も美味しく感じて、結果的に楽しくなるんじゃないか。そんな考えにまとまってきました。

日本酒は日本で作られている、は当たり前の事実ですが、それ故に作り手の声をより身近に聞ける環境がある、これこそが日本酒ならではの楽しみの一つではないでしょうか。

例えば、日本酒を飲んだ記録をアプリでつけると、蔵元さんからそのお酒に関する製法のウンチクや新酒情報が届くとしたら……たとえ酔っぱらっていても楽しんで記録できると思いませんか?
わたしたちはこの仮説を検証するために、Twitterbotを製作することにしました。
誰かが飲んだお酒をTweetすると、それに関連する情報を蔵元さんに替わってリプライする。それによりユーザがどのようなリアクションをするか、botをフォロー(支持)してくれるか等、このあたりの評価から始めることにしました。

botの評判がよければ、記録をつけると蔵元情報がリプライされる機能を盛り込んだアプリをMVPとして作成しさらなる検証を進めます。もちろん実際のリリース時には本物の蔵元さんにも登場頂く必要があるのですが、それはこの仮説の評価次第ですね。(その際は蔵への訪問も必要なわけで仕事とはいえとても楽しそうです)

仮説の検証@東中野 更科丸屋

前回立てた仮説 ”人は旨い酒に出逢うとラベルを撮りたくなる” の検証を行うべく、我々開発チームはフィールドテストに向かいました。

私たちは現場を大切にします。アプリが利用される現場に自ら出向き、実際に使ったりお店の方や居合わせたお客さんにインタビューしながら仮説の検証を繰り返します。

検証にあたっては、MVP(検証のための必要最小限の機能)を持ったアプリを準備する必要があります。今回はこの画像のようなアルバムを用意しました。

(ちなみにこれは単なる画像のモックアップで、プログラミングしたわけではありません。仮説の検証が目的なのでこれで十分というわけです)

フィールドワークに選んだお店はこちら 更科丸屋@東中野 。
このお店には「お通し燗」というシステムがありまして、お通しの替わりにお燗につけたお酒がお猪口に入って出てきます。飲む前に飲む!ここではウコンではなくお酒なんですが、これを飲むと胃にホワッと火が灯り「さぁ飲むぞ〜」となるわけなんですね。いいお店です。

さてさて肝心の検証ですが、一つ分かったことそれは「ラベル写真を撮るという行為は案外メンドクサイ」ということです。酔いが回ってくると、カメラアプリを起動して、構図を決めて、ピントを合わせて、シャッターを押す。という一連の行為が負担になってきたのです。(これは盲点でした、フィールドワーク大切ですね)
そして翌朝にになって、飲んだお酒の記録がどこにも残っていないのはやはり寂しい、ということへの気づきもありました(これはお酒のアルバム自体には価値があることを示しています)。

つまりは「飲んだ記録を残っていると楽しい。だけど記録行為はメンドクサイ」ということですね。

この結果から私たちは第二の仮説を導き出しました。

”記録行為自体が楽しければ、人は酔っぱらっても飲んだお酒の記録をつけられる”

飲んだお酒を記録する行為(銘柄を記入したりラベルの写真を撮ったり)それ自体に楽しさを持たせれば、たとえ酔いが回ってきてもきちんと記録できるはずです。「飲んだらつける」これを習慣化する仕組みをどう実現するか。

次回はこの仮説を検証するためのMVPを定義します。